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ベランダの防水が剥がれてきた!その原因と工法の種類とは?

ベランダに出て、ふと足元を見ると床が剥がれている、などの場面に遭遇したことはありませんか。
ベランダの床には新築時に防水施工がされており、雨漏りが発生しないようになっています。
では、なぜ雨水に強いはずのベランダの床が剥がれてしまうのでしょうか。
その原因と、発生時の対処法について今回はご紹介します。

□なぜベランダ防水は剥がれてしまうのか?

まず初めに、その主な原因について2つご紹介します。
原因によって対処法も違うので、確認してみてください。

1つ目の原因は、経年劣化です。

ベランダ防水は、日々紫外線や雨風に晒されています。
ウレタン防水やFRP防水など、液状の防水層を重ねているタイプは、表面が劣化し剥がれてきてしまいます。


また、シート防水の様に、上から防水シートを重ねている場合は、シート同士のつなぎ目が劣化し剥がれてしまうことがあります。
どちらのケースにおいても、一度剥がれてしまうと内部に水が入りやすくなってしまうので早急な対処が必要です。

2つ目の原因は、施工不良です。

こちらは、新築またはメンテナンス後から2、3年しか経過していないにもかかわらず剥がれてしまった場合に考えられる原因です。
例えば、雨の中施工をした、あるいは下塗りをしなかったなどの施工不良があると、密着性の低下につながり、剥がれやすくなってしまうのです。
このような場合は施工した業者に問い合わせましょう。

□工法に合わせたメンテナンス方法とは?

どのような工法でも日頃のこまめな掃除は必要です。
自分でできる手入れをしながら、メンテナンスも忘れず行いましょう。
ここでは、それぞれの工法に合ったメンテナンス方法についてご紹介します。

まず初めに、FRP防水の場合は、7年から10年を目安にトップコートを塗りかえ、紫外線を受けることによって生じる劣化を防ぎます。
下地の状況が良い場合は、そのまま上から防水層を作ります。
しかし、悪い状態の場合は、工法を変えるか、すべて剥がしてもう一度FRP防水を行う必要がある場合もあります。

続いて、ウレタン塗膜防水の場合です。
こちらもFRP防水と同じように下地の状況によって作業が変わりますが、基本的には5年ごとにトップコートを塗りなおしましょう。
10年以上経過している場合は、もう一度防水工事を行いましょう。

最後に、シート防水の場合です。
こちらは部分補修が可能です。
劣化している部分のみにパッチ処置をすることで解決できます。
10年以上経過している場合は、シートが劣化している可能性も考えられるので、シートを敷設し直す必要があるでしょう。

□まとめ

今回は、ベランダ防水が剥がれてきた際の原因と、工法の種類についてご紹介しました。
日頃からのこまめな手入れやメンテナンスを欠かさず行えば、雨漏りなどの重大な劣化症状の発生を防ぐことができます。
今回の記事を参考に、適切な処置を行いましょう。

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