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屋根塗装をお考えの方必見!色あせを防ぐポイントを紹介します!

屋根塗装をお考えの方で、色あせを防ぐポイントについて知らない方も多いのではないでしょうか。
家の外観を美しく保つ上で、塗装の色あせには注意が必要です。
今回は、色あせが起こる原因や、防止するポイントについて紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□屋根塗装で色あせが起こる原因とは?

色あせとは、以前より色が薄くなって色がさめてしまったことを言います。
その状態になってしまうと、外観が汚く見えたり塗膜の防水性が低下していたりすることが多いので注意が必要です。
塗膜は、建物に水が侵入するのを防ぐ役割を持っていますが、塗膜の防水性が低下してしまうと建物内に水が入ってきてしまう恐れがあります。

色あせする原因は、以下のように2つあります。

1つ目は、顔料中の結合の一部が切断されてしまうことです。
物質は原子が結びついて構成されています。
塗料の元となっている顔料も、原子が結びついて作られています。
この原子の結びつきには強弱があり、この強さを結合エネルギーで表しますが、この結合エネルギーを上回る力を受けると原子の結びつきが壊されてしまいます。

紫外線のエネルギーが顔料に含まれる結合エネルギーより強くなるため、色が変わって色あせが起こってしまいます。

2つ目は、化学変化により他の物質に変わってしまうことです。
化学変化として酸化というものが存在します。
酸化する屋根として、トタン屋根の金属屋根があります。
酸化は物質が酸素と反応する化学変化で、代表的な例として鉄がさびて酸化鉄に変化してしまう現象のことが挙げられます。

酸素や水、日光による熱など様々な原因によってサビて赤色や黒色に変色してしまいます。

□色あせを防ぐポイントについて

塗料の変化を防ぐポイントは以下のように2つあります。

1つ目は、色持ちを良くする塗料を選ぶことです。
色持ちを良くする塗料の例として、ラジカル塗料や光触媒塗料などがあります。
ラジカル塗料は、塗膜の劣化や破壊を促進させるラジカルの発生を抑えられる塗料になります。
このラジカルの発生を抑えることで、塗膜の劣化を抑えられ色が薄くなるのを防ぐことが可能です。

光触媒塗料は、紫外線を利用して表面の汚れを分解して雨で洗い流せる塗料になります。
汚れが付きにくいのが特徴的です。

2つ目は、適切な色を選ぶことです。
一般的に白や黒、青は薄くなりにくい色とされています。
白は汚れが目立ちやすい点もありますが、太陽光を吸収しにくいので色あせに強いという特徴を持ちます。

□色あせしにくい色とは?

まず、先程紹介した色あせに強い3色について具体的に紹介します。

1つ目は、白です。
白は、太陽光を吸収しにくい特徴があり紫外線のダメージを受けにくくなっています。
また、多少劣化しても見た目では分かりづらいという特徴を持っているためきれいな外観を維持しやすいでしょう。

しかし、注意点として汚れが付着していることがわかりやすいという特徴があることを覚えておくことが大切です。

特にホコリやカビなどの汚れが付着してしまうと、他の色と比べてわかりやすくなってしまいます。

2つ目は、黒です。
黒の顔料はカーボンブラックというもので着色力が高いだけでなく、色の原子の結びつきが光により分解されにくくなっています。

しかし、色あせし始めるとツヤが無くなり、外観が悪くなる恐れがあるので注意しましょう。

3つ目は、青です。
原色ではありますが、光を反射しやすく紫外線の影響を受けにくい特性を持っています。
道路標識が分かりやすい例で、劣化し始めると赤は色が薄くなっていきますが、青は色合いが残っています。

反対に薄くなりやすい色は、どのようなものがあるのか紹介します。

1つ目は、赤です。
赤は耐久性も高く鮮やかな見た目ですが、色が薄くなりやすいという特徴があります。
そのため、鮮やかな色を保つには定期的なメンテナンスが必要になってきます。

2つ目は、黄色です。
最初に紹介しましたが、色あせは原子の結合が紫外線により壊されてしまうことで発生します。
黄色は、窒素元素同士が結合している部分が多いので、紫外線には弱くなってしまうのです。

また、鮮やかな黄色だと色の薄さがより目立ちやすくなってしまい、優しいクリーム系の色にしても汚れと合わさって色あせが現れてしまうので注意しましょう。

3つ目は、緑です。
緑は発色が良く人気の色ですが、他の色に比べると薄くなりやすいことが特徴です。
明るく濃い緑色を使うと、鮮やかさが消えるのも分かりやすくなるので注意しましょう。

このように、明るい色はきれいな色の外壁にできる一方で、色あせしやすいというデメリットがあることを覚えておきましょう。

□まとめ

屋根塗装で色あせが起こる原因として、顔料中の結合の一部が切断されてしまうことや化学変化により他の物質に変わってしまうことが挙げられます。
色あせを防ぐポイントとして、色持ちを良くする塗料や色あせしにくい色を選びましょう。
屋根塗装をお考えの方は、お気軽に当社までご相談ください。

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