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雨漏りの原因がわからない時の調べ方は?よくある雨漏りの原因についても紹介します!
2023年03月15日(水)
どこかから雨漏りしていることは分かっているけれど、どこから雨漏りがしているのか、何が原因で雨漏りしているのかが分からず困っている方はいらっしゃいませんか。
今回は、雨漏りの原因とよくある雨漏りの原因についてご紹介します。
ご自身の状況と照らし合わせて、原因特定にお役立ていただければ幸いです。
□雨漏りの原因がわからない時の調べ方について
*自分でできる調査
まず、目視調査です。
雨漏りしてそうな場所を推測し、目で見て状況を確認する調査方法です。
主に屋根材のひび割れやズレ、外壁が浮いていないかなど、目で見える範囲で雨漏りの原因となる場所が無いかを確認します。
次に、散水調査です。
雨漏りしてそうな場所に外から水を撒き、目視で確認する調査方法です。
原因と思われる場所と実際の雨漏りの場所が一致している可能性が高い場合に実施されることが多いです。
これらは、特殊な道具を使わなくてもできる調査方法です。
確実に場所を特定することは難しいですが、ある程度の場所を把握することで応急処置を行いやすくなります。
*業者が行う調査
まず、散水調査です。
個人で行える調査方法でも紹介しましたが、こちらは足場をつくり屋根に上って水を撒くことで雨漏りの場所を調べます。
散水調査を行うことで、雨漏りの場所・状況を依頼主の目でも確認してもらえます。
さらに個人ではできなかった屋根や外壁の上部なども、業者なら足場をつくるため調査できます。
次に、赤外線サーモグラフィー調査です。
建物を赤外線カメラで撮影をする調査方法です。
雨漏りしている場所は、雨水によって周りと比べて温度が低くなります。
そのため、サーモグラフィでは青色に見えるのです。
この方法は、建物の劣化や破損を調査するときにも使われます。
□よくある雨漏りの原因のポイントについて
雨漏りとは、基本的に雨が降った時に発生する住宅のトラブルで、屋根や外壁から雨水が浸透する水の被害の1つです。
つまり、本来は雨水の侵入を防いでいるはずの屋根や外壁などに、雨水が侵入できる隙間が存在することが原因だといえます。
ここでは、この隙間が生まれる理由をお伝えします。
そもそも建物には、雨漏りを防ぐための「防水」や「雨仕舞」が施されており、雨水が建物内部に浸入しないような設計・施工がされています。
例えば、スレート屋根であれば頂点に棟板金という板金が被せられていたり、サイディングの外壁であればコーキングが充填されていたりします。
しかし、これは永遠に続くものではありません。
屋根や外壁は常に紫外線や雨風にさらされています。
そのため、年月が経つと劣化してきて、設計・施工時と比べると性能が低下します。
亀裂や浮き、剥がれ、割れといった不具合を起こすことで「隙間」が生まれ、雨漏りの原因となってしまうのです。
□雨漏りが起こりやすい場所について
1.屋根
雨漏りと言われると、1番に屋根を考える方も多いのではないでしょうか。
実際に雨風の影響を受けているため、雨漏りの原因になりやすい場所です。
屋根材や棟板金などの雨仕舞板金、防水シートの劣化から起きる場合が多いです。
屋根形状が複雑であるほど雨漏りリスクが高くなります。
また、屋根本体よりも谷どいや棟、軒先など雨水が集中的に流れることで雨漏りが起こりやすいです。
2.外壁
意外に多いのが外壁からの雨漏りです。
経年劣化によって割れることもありますし、建物のさまざまな部材の境目などは隙間ができやすいです。
主な症状としては「壁紙が浮いている」「染みがでてきた」「部屋がカビ臭い」などです。
外壁は防水シートや断熱材などに雨水が染み込むことがあり、室内からでは被害が分かりにくい場合があります。
雨染みが確認できた際は、早急に対策をとりましょう。
3.ベランダ
多くの人が見落としがちなのが、ベランダです。
ベランダの防水層の割れや外壁との取り合い部分、排水口・樋などから雨漏りする可能性があります。
ベランダは人が出入りする場所のため、床にほとんど傾斜がなく、水が溜まりやすいだけではなく劣化もしやすいのです。
4.窓サッシ
窓サッシは室内と外をつなぐ部材です。
窓サッシと外壁の間はコーキングで隙間を埋めていますが、このコーキングにひび割れや剥がれなどの劣化が起こることで隙間が発生し、雨水が侵入してしまいます。
また、サッシは重たいので下方向へ負荷がかかりやすく、窓の開け閉めによる小さな衝撃が積み重なります。
このように、窓ガラスとサッシの隙間や窓周辺の外壁のひび割れが原因の場合もあるので、調査して適切な補修の実施が大切です。
□まとめ
今回は、雨漏りの原因とよくある雨漏りの原因についてご紹介しました。
雨漏りの原因は、経年劣化や衝撃による損傷など原因はさまざまです。
また、雨漏りの場所の特定はとても難しい作業です。
雨漏りが起きたら、当社のように信頼のできる業者へ早めに依頼し、適切な修理や工事を行うことをおすすめします。
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