神戸市で外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理ならプロタイムズ有馬店

屋根塗装は本当に必要なのでしょうか。
屋根の劣化は目視できないため、屋根塗装の重要性はわかりにくいものです。
そこで今回は、屋根塗装をしないとどのようなことになるのかについてと、屋根塗装が必要になる時期について紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□屋根塗装をしないとどうなるのかについて

屋根塗装をしないとどうなるのかについてですが、主に3つの症状が現れます。
1つ目は、屋根材の寿命が縮んでしまいます。
屋根塗装を適切な時期に行わないと、屋根材自体が傷んでしまう可能性が高いです。
新築で塗装を行って間もない状態の場合は耐候性や防水性に問題はないのですが、時間が経過していくと塗膜が劣化していきます。

塗料の耐用年数によって塗り替え時期は異なってきますが、塗り替えの時期は10年程が目安となっています。
定期的に塗装を行わないと、塗膜が劣化します。
塗膜が劣化すると屋根材が雨水や紫外線の影響を受けることになるので、注意しましょう。
また、屋根材自体が傷んでしまうことで屋根材自体が水を含むようになり、反りや欠けが見られるようになります。

2つ目は、雨漏りの発生です。
塗膜の劣化は屋根の防水性が低下につながり、雨漏りを引き起こします。
さらに、防水性が落ちてしまうと屋根材が破損しやすくなり、徐々に隙間から水が侵入し、最終的には屋根を支える根太にまで影響が出てしまいます。

雨漏りが発生することで家の構造部分が腐ります。
腐ることによってシロアリが好む状態になり、家に大きな被害を及ぼすことになるため注意しましょう。

3つ目は、美観を損なう点です。
定期的に屋根塗装を行っていないと、屋根の色あせや汚れ、コケが発生してしまいます。
特に北側の屋根の表面は日が当たりにくく、湿気が多い状態になりやすいです。
その結果、コケの発生が多く確認されます。

屋根の状態が悪いと家全体の印象が悪くなってしまうため、定期的に屋根塗装を行い、美観を損なわないようにしましょう。

□屋根塗装が必要な時期について

屋根塗装が必要な時期は10年前後が目安ですが、次の3つの症状うち1つでも出ていると塗装が必要になります。

1つ目は、屋根の破損です。
屋根の一部がひび割れていたり、破損していたりしている状態を確認したら補修が必要になってきます。
屋根の破損は塗装だけでは治らないこともありますが、経年劣化が原因で破損した場合は、屋根塗装で治ることも多いです。

2つ目は、塗料の色あせです。
屋根の色が薄くなっている場合は色あせが発生している証拠です。
なるべく早い塗装が必要になってきます。

色あせしてしまうほど屋根の劣化が進行している場合は、一部が破損している可能性もあるため、塗装前に破損状況の点検を依頼しましょう。

3つ目は、塗装の剥がれです。
屋根の塗装が剥がれている場合は、塗り替えが必要になってきます。
塗装の剥がれを放置してしまうと、雨や紫外線が屋根材に直接当たってしまい、劣化の速度を早めます。

□メンテナンス時期を延ばす方法

定期的に塗装を行うことは大切ですが、中には塗装の頻度をなるべく減らしたいと思う方もいるでしょう。
メンテナンス時期を伸ばすためには以下の2つを行うと伸ばすことが可能です。

1つ目は、耐用年数が長い塗料を選ぶことです。
屋根塗装を行う際は、いろんな種類の塗料から使用する塗料を選んでいきます。

塗料は耐久性が低いものから高いものまで様々で、機能性も異なります。
耐久性の高い塗料を選ぶとその分費用も高くなってしまいますが、塗装の頻度を減らすことも可能です。
塗料が高いので一度に払う費用が多くなってしまい得に感じないかもしれませんが、メンテナンス時期を遅らせるられるので、長期的に考えると費用を削減できます。

例を挙げると、よく使用される塗料シリコン塗料は耐用年数が8年から10年で、耐候性高いことが特徴です。
ラジカル塗料は耐用年数は12年から15年ほどで、紫外線を吸収し、耐用年数と費用のバランスが良いことが特徴的です。
フッ素塗料は耐用年数は15年から18年と長く、合成樹脂を主成分としているので親水性の高さが特徴的です。

このように塗料によって耐用年数や機能性が異なってくるので、自分に合った塗料を選ぶといいでしょう。

2つ目は、定期的に点検を依頼することです。
メンテナンスの時期を延ばすためには、定期的に点検で劣化を早めに知ることも大切です。
未然に屋根の劣化を防止できます。
劣化が深刻になればなるほど費用が高くかかるため、屋根の状態を定期的に知っておくことが重要になります。

□まとめ

屋根塗装をしないと屋根材の寿命が縮んだり、雨漏りが起きやすくなったり、美観を損なったりということにつながります。
また、定期的に塗装を行わないと塗膜が劣化し、屋根材が雨水や紫外線の影響を受けることになるので注意が必要になります。
屋根塗装が必要な時期は10年前後が目安ですが、屋根の破損や塗料の色あせ、塗装の剥がれが起こっている場合は塗装を行う必要があります。

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