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スタッフブログ ゆずログ
雨戸にも塗装が必要なことを知っていますか?雨戸の知識とおすすめの色を紹介します!
2023年07月22日(土)
家のイメージを決める外壁や屋根の塗装については、とても悩む方が多いでしょう。
しかし、外壁や屋根以外にも塗装が必要な箇所があり、そのうちの1つが雨戸です。
雨戸は機能面でも重要な役割を果たす上に、色の選択に失敗すると家のイメージに違和感を与えます。
そこで今回は、雨戸の基本知識から、塗装の手順、雨戸におすすめの塗料と色を紹介します。
□雨戸を塗装する前に!基本の知識を紹介します
雨戸を塗装する前に、雨戸の役割を知ることで雨戸を塗装する必要性がわかるため、この章では雨戸の役割、材質、劣化症状などの基本的な知識を紹介します。
*雨戸の役割について
雨戸の役割として、主に2つの機能があります。
1.防犯対策
雨戸の1番の役割は防犯対策であるといえるでしょう。
窓だけの場合外からの視認性がよく、人の存在がすぐにわかります。
しかし、雨戸は建物の内部が見えないためプライバシーを守れる上、防犯性が向上します。
2.台風や雨風から建物を保護
雨戸は雨や風から建物を守ります。
台風や暴風雨などで雨風が強い場合、物が飛んでくることがあります。
窓だけでは割れる可能性が高いですが、雨戸は頑強なため窓が割れることを防ぎます。
*雨戸塗装ができる材質について
雨戸の材質は、基本的に金属製、木製、アルミ製の3つです。
金属製の雨戸は、高い耐久性に優れており、耐用年数は10年から15年です。
木製の雨戸は、交換を前提にしているため費用がかからなく、耐用年数は5年前後です。
アルミ製の場合、耐久性に優れており、10年ほどの耐用年数があります。
金属製と木製の材質はどのような塗装でも大丈夫ですが、アルミ製の場合は専用塗料でないと塗装できないため注意してください。
*雨戸の劣化症状について
雨戸が劣化すると、雨戸自体への被害が広がっていきます。
雨戸の耐用年数を覚えていない方は、以下に紹介する症状が発生していないか確かめてみてください。
・雨戸表面のさび
・チョーキング現象の発生(塗膜が劣化し、粉が出てくる)
・雨戸の腐食(木製の場合)
□雨戸の塗装手順をご紹介!
雨戸の塗装は、外壁や屋根を塗装するときと同様に、いくつかの工程があります。
ここでは、5ステップに分けて紹介します。
1.洗浄
まずは、雨戸についた汚れやホコリを落とします。
洗浄をしっかりしないと、塗料を塗る際の密着度が低下してしまうため、丁寧に洗浄します。
また、洗浄後は次の工程に移行する前に乾燥させます。
2.養生
次に、養生を行います。
養生とは、周りに塗料がつかないよう、マスキングテープやマスカーなどで覆い隠すことです。
養生することで、綺麗に雨戸だけを塗装できます。
3.下地処理
養生した後に下地処理をします。
長年メンテナンスしていない場合、サビが発生している可能性が高いためヤスリで削ります。
下地処理をすることで、洗浄の際に取れなかった古い塗料やサビを取りきります。
4.塗装
雨戸以外の塗装は複数回塗ることが多いですが、スチール製の雨戸の場合は基本的に1回塗りで大丈夫でしょう。
しかし、スチール製以外の素材や、立地状況、雨戸の状態によって塗装の回数は変動します。
何回塗ることになるか知りたい場合、専門業者に点検依頼するのが良いでしょう。
5.養生剥がし
上塗りが終わり、完全に乾燥したら養生を剥がして完成です。
□雨戸におすすめの塗料ってなに?
塗料の種類は雨戸の素材によって選ぶことが大切です。
一般的に、金属製の雨戸に適している塗料は油性のウレタン塗料です。
水性塗料は固い性質を持っているのですが、雨戸部分を塗装する際に固い塗料を使用するとムラの原因になります。
油性塗料は水性塗料に比べてサラサラしているため、油性であるウレタン塗料は金属製の雨戸に適しているのです。
一方、木製の雨戸に適している塗料は防腐・防虫ステイン塗料です。
木製の雨戸は木が呼吸できるように考慮するのがよく、木の質感を保ちつつ、防腐・防虫効果を期待できる防腐・防虫ステイン塗料は、木製の雨戸にぴったりです。
□雨戸に合う色をご紹介!
外壁や屋根を塗装する際は、希望の色が決まっている方が多いですが、雨戸の場合は決まっていない方が多いです。
そこで、この章では雨戸に人気の色と避けた方が良い色を紹介します。
多くの方が選ぶ色として、チョコ色、ブロンズ色、白色、黒色の4色があります。
この4色は、外壁や屋根がどんな色であっても馴染むため、おすすめです。
反対に、赤色や青色、黄色などの原色系は避けた方が無難でしょう。
せっかく外壁や屋根の色をこだわって決めたのに、雨戸の原色系が目立ってしまい、お家全体のバランスを崩してしまう危険性があります。
□まとめ
雨戸は、防犯対策や建物の保護の観点から、とても重要な役割を果たしており、外壁や屋根と同様に、塗装が必要です。
雨戸の塗料を選ぶ際は、雨戸の素材に適したものを選ぶことで性能を最大限発揮できます。
また、塗料の色を決める際は黒色や白色を選ぶことで、外壁や屋根の色に合った配色にできます。
当社は、お客様にとって理想の家を作るためのサポートを惜しみません。
塗装をお考えの際には、ぜひ当社にご相談ください。
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